【お金】iDeCoやらない派の理由。新NISA枠でもち子は十分です
20代後半OLもち子が、まわりからすすめられても iDeCo に手を出してない理由。新NISA 1,800万枠と、出口の見通しと、いまの自分の自由度を天秤にかけた話。

こんにちは、もち子です。 今日もお金の話、その中でも「やらない選択」の話を書きます。 お題は iDeCo です。
会社の同期からも、ネットの記事でも、Xのタイムラインでも、「20代から iDeCo はやっとけ」というのが定番アドバイスになってます。 もち子もその空気感は知ってるんですが、いまのところ、やってません。 やらないと決めるまでに考えたこと、ここでまとめておきます。
結論:新NISAだけで十分なので、iDeCoは保留中
先に結論を書いておきます。 もち子、iDeCoはやってません。やらない、と決めて保留してます。
理由はシンプルで、新NISAの非課税枠1,800万円(夫婦なら3,600万)が、もち子の人生で使い切れない可能性が高いからです。 そこに収まるなら、iDeCoの「60歳まで引き出せない」という縛りを、わざわざ追加で背負う理由が、もち子にはありませんでした。
これを順に書いていきます。
新NISAの1,800万、20代の自分には大きすぎた
まず、新NISA(2024年に始まったやつ)の枠の話。
- 一人:生涯非課税投資枠 1,800万円(うち成長投資枠1,200万)
- 夫婦:合算で 3,600万円
- 売却したら枠が復活する設計
もち子、最初これを見たとき、「これ、20代のもち子が使い切るの?」と素直に思いました。 仮に毎月10万円積み立てたとして、1,800万円に到達するのに15年。 20代のもち子は、月10万を15年継続できる自信が、正直ありません。 途中でモルディブに行くし、引っ越すし、たぶんMacも買い替えます。 ボーナスを全部突っ込む年もあれば、減額する年もあるはず。
つまり、もち子の人生の現実的な投資枠は、新NISAでだいたい収まる、というのが今の見立てです。 ここに余力で iDeCo を足す、までの体力が、もち子にはありません。
iDeCoの最大の引っかかりは、60歳まで引き出せないこと
iDeCoの一番大きい特徴は、原則60歳まで引き出せないことです。
これが20代後半のもち子にとっては、けっこう重い制約でした。 具体的に書きます。
- 結婚するかしないか、まだ分からない
- 子どもを持つかどうかも分からない
- 5年後に住む街も予測がつかない
- 転職する可能性もまだまだある
- ふいに家族の医療費がかかるかもしれない
- 自分が大病するかもしれない
20代の自分のお金を、60歳のもち子に渡すのは、もち子の中でちょっとリスクが高すぎました。 30年以上先の自分のための積立に、毎月いくら出すか。 30年あったら、ライフイベントは何が起きるか分からない。 そのとき手元に動かせるお金がないのは、もち子にとっては不安要素です。
新NISAなら、いつでも売却して引き出せます。 モルディブ貯金がショートしそうになったら、最悪 NISA 枠から取り崩すという選択肢もある。 その「いつでも動かせる」が、もち子のいまのフェーズには大事でした。
「出口」が想像以上に面倒くさそう
iDeCoのもう一つの引っかかりが、「出口」(60歳以降にどう受け取るか)の制度設計です。
ざっくり書くと:
- 一時金で受け取る → 退職所得控除が適用される
- 年金で受け取る → 公的年金等控除が適用される
- 併用も可能
ただ、退職所得控除は会社の退職金と合算されるので、会社の退職金が多い人は枠が足りなくなって、結局課税されます。 公的年金との合算もあって、計算がそこそこ複雑。
しかも、この退職所得控除のルールは、近年「もっと不利に変えよう」という議論がずっと続いてます。 20代のもち子が60歳になる頃には、ルールが何回か改正されてる可能性が高い。 30年先のルールが読めないものに、いま自分の手元のお金を縛られる構造、もち子の中ではかなりリスクとして大きいです。
入り口の節税は確かにおいしい。でも、出口がブラックボックスのまま30年積み立てるのは、もち子の性に合いませんでした。
メリットも、ちゃんと知ってます
ここまでだと iDeCo を全否定してるみたいなので、ちゃんと書いておきます。 iDeCoのメリット、もち子も理解してます。
- 掛金が全額所得控除(年末調整で所得税・住民税が安くなる)
- 運用益が非課税(これは新NISAと同じ)
- 受取時にも控除がある
特に、年収が高い人や、定年まで同じ会社にいる予定の人にとっては、節税効果が大きい制度なのは事実です。 もち子の同期で、しっかり計算した上で iDeCo をやってる人もいます。それは合理的な判断だと思ってます。
ただ、もち子の場合、
- 年収はそこまで高くない(節税インパクトが限定的)
- 同じ会社に60歳まで在籍する自信は、ない
- モルディブまでに、まとまった資金を流動的に動かしたい
- 新NISAだけで自分の生涯枠と合う
この条件で天秤にかけると、iDeCoを足すメリットより、自由度を残すメリットの方が、もち子には大きいという結論になりました。
やらない、を決めると、毎月の判断が減る
もち子の中で「お金で解決」と並んで大事にしてるスタンスがあって、それが「やらない、を決める」です。 お金で解決の方針記事とは表裏一体で、やる課金は迷わずやる、やらないと決めたものは迷わない、という整理です。
iDeCoについては、もち子は「いまはやらない」と決めました。 決めたあと、
- 同期から勧められても揺らがない
- ネット記事で iDeCo 特集を見ても焦らない
- 投資系YouTubeで「iDeCoやらないなんて損」と言われてもスルーできる
この「揺らがない・焦らない・スルーできる」状態に毎月入れるだけで、お金まわりの判断コストがだいぶ減ります。 判断コストが減ると、本当に注力したい家計の最適化に時間を回せる。
「やる」を決めるのと同じくらい、「やらない」を決めるのは、もち子の家計運営にとって大事なアクションです。
将来やるかもしれない、は残してます
最後に、ちゃんと書いておきます。 「いまは」やらない、と決めただけで、未来永劫やらない、と決めたわけじゃないです。
たとえば、
- 新NISAの1,800万枠を本当に使い切りそうになった
- 年収が大きく上がって、節税効果が無視できなくなった
- 結婚して、家計の長期設計が固まった
- 60歳までの自分の地図が、いまよりはっきり見えた
こういう変化が起きたら、その時もう一度考えます。 ライフフェーズが変わったら、お金の戦略も変わって当然なので。
ただ、いまのもち子のフェーズでは、新NISAを優先して、流動性の高い資産を厚くする方が合っている、という判断です。 モルディブ貯金120万の作戦に集中するためにも、ここで余力を分散しないのが正解だと思っています。
まとめ:節税より、いまの自由度を取りました
「20代から iDeCo はやっとけ」は正論っぽく聞こえます。 でも、その正論を全員に当てはめる必要はないと、もち子は思ってます。
もち子の場合:
- 新NISAで足りる
- 60歳までの縛りが重い
- 出口の制度が読めない
- 自分のキャリア・ライフがまだ流動的
この4つを並べて、いまは iDeCo に手を出さない、という判断にしました。 節税のために自由を縛るより、いま使える自由を取る。 これがもち子の現時点の答えです。
「やらない選択」は、ちゃんと考えて出した結論なら、それも一つの戦略です。 やる人を否定する話じゃなくて、自分のフェーズで判断する、というだけの話。
明日も書きます。 たぶん。